買取ビジネスの現状

市場は大きく、担い手は細っている

フィギュアやホビー用品の二次流通市場は、フリマアプリの普及や海外需要の高まりもあって、大きな規模を保っています。一方で、それを支える買取店の現場は、多くの課題を抱えています。

課題1:査定が「人」に紐づいている

ホビー商品は種類が膨大で、限定版や再販の有無によって相場が大きく変わります。その知識が特定の査定員の頭の中にしかない店舗では、その人が休むと買取が止まり、辞めると店の競争力そのものが失われます。

課題2:人が育つまでに時間がかかる

「見て覚えろ」式の教育では、新人が一人前に査定できるまでに長い時間がかかります。その間の教育コストはベテランの負担となり、ベテランが疲弊して辞めてしまう悪循環も起こりがちです。

課題3:後継者がいない

個人経営の買取店では、店主の高齢化とともに廃業を選ぶケースが増えています。常連客も在庫も相場の知識もあるのに、継ぐ人がいないという理由で事業が消えていくのは、業界にとって大きな損失です。

当社の考え方

これらの課題の根っこは同じで、「事業が人に依存している」ことにあります。当社は査定基準のデータ化、動画による教育、写真記録による品質管理によって、特定の個人がいなくても回る買取の仕組みを自社で運用しています。そして、その仕組みを事業承継を通じて、後継者不在の店舗にも展開していきたいと考えています。